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とりい
ふりがな文庫
“
取入
(
とりい
)” の例文
昔将軍
家治
(
いえはる
)
に
取入
(
とりい
)
った
田沼主殿頭意次
(
たぬまとのものかみおきつぐ
)
のように、美男で弁舌が巧みで、その上これは——古今の
佞臣
(
ねいしん
)
に共通の特色ですが、曾て人と争うことなく
奇談クラブ〔戦後版〕:10 暴君の死
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
あの、
親仁
(
おやじ
)
。……
予
(
かね
)
て
大島守
(
おおしまのかみ
)
に
取入
(
とりい
)
ると聞いた。
成程
(
なるほど
)
、
其辺
(
そのへん
)
の
催
(
もよお
)
しだな。
積
(
つも
)
つても知れる。
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
狂言
(
きやうげん
)
のあらましを
面白
(
おもしろ
)
さうに話して、だん/\
取入
(
とりい
)
り、
俳優
(
やくしや
)
表方
(
おもてかた
)
の気にも入り、見やう
聞真似
(
きゝまね
)
に
発句
(
ほつく
)
狂歌
(
きやうか
)
など
口早
(
くちはや
)
く
即興
(
そくきよう
)
にものするに、
茶屋
(
ちやや
)
の
若者
(
わかいもの
)
には
珍
(
めづら
)
しい
奴
(
やつ
)
と、五代目
白猿
(
はくゑん
)
に
贔屓
(
ひいき
)
にされ
隅田の春
(新字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
わたしはおまへを
取入
(
とりい
)
れよう
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
“取入”で始まる語句
取入日