“穀倉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こくぐら46.2%
こくそう38.5%
くら7.7%
こくさう7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へばたちまちにげるとりがどうかしてせま戸口とぐちひらいてある穀倉こくぐらこの餌料ゑさ見出みいだして這入はひらうとするときせま戸口とぐちるゝにりなければいたづらにくび
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
彼が主力をひっげてこれへ来るまでの間に、柴田勢が放火したり、田畑や穀倉こくそうなどを蹂躪じゅうりんした地域はかなりの広さにわたっている。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかしてかくあしく耕すことのいかなる收穫かりいれに終るやは、程なく知られむ、その時至らばはぐさ穀倉くらを奪はるゝをかこつべければなり 一一八—一二〇
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
裏の方の大きい物置は、板倉風の丈夫なもので、裏には古いの新しいのと、材木や丸太が積んであり、物置の一部は穀倉こくさうで、一部は下男の伊太郎の寢泊りするところになつて居ります。