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穀倉
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こくそう
ふりがな文庫
“
穀倉
(
こくそう
)” の例文
彼が主力をひっ
提
(
さ
)
げてこれへ来るまでの間に、柴田勢が放火したり、田畑や
穀倉
(
こくそう
)
などを
蹂躪
(
じゅうりん
)
した地域はかなりの広さにわたっている。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
北
呂宋
(
ルソン
)
の
穀倉
(
こくそう
)
と言われる此の盆地を確保することは持久戦を続けるために絶対必要なことである。此処を失えば全員山中に追い込まれて餓死の他はない。
日の果て
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
役署の
穀倉
(
こくそう
)
は開かれ、奪いとった金や
衣
(
きぬ
)
は山をなし、良馬二百余頭も、一ヵ所につなぎ出された。宋江はこれの半分を梁山泊へ輸送させ
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「——お父上、お父上。裏山の
穀倉
(
こくそう
)
か、水の手には、まだ
焔
(
ほのお
)
はかかりません。あれに、しばらく」
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
荒土ながら、
穀倉
(
こくそう
)
のある家が多い。平和な真昼の
籬
(
まがき
)
に
卯
(
う
)
の花がうなだれていた。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“穀倉”の意味
《名詞》
穀倉(こくそう、こくぐら)
穀物を貯蔵しておくための倉または小屋。
〔比喩的に〕穀物が豊富に生産される場所。
(出典:Wiktionary)
“穀倉”の解説
穀倉(こくそう)とは、穀物を備蓄する倉庫。
(出典:Wikipedia)
穀
常用漢字
小6
部首:⽲
14画
倉
常用漢字
小4
部首:⼈
10画
“穀倉”で始まる語句
穀倉院