“沿岸”の読み方と例文
読み方割合
えんがん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼(かれ)は何(なに)かに騙(だま)された後(あと)のやうに空洞(からり)とした周圍(しうゐ)をぐるりと見廻(みまは)さない譯(わけ)にはいかなかつた。彼(かれ)は沿岸(えんがん)の洪水後(こうずゐじ)の變化(へんくわ)に驚愕(おどろき)の目(め)を睜(みは)つた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「金博士。吾輩の切なるお願いである。新奇なる兵器を作って、わがイギリスの沿岸(えんがん)から発し、独本土へ上陸せしめられたい」
下方(した)に見(み)ゆるのは矢張(やはり)印度洋(インドやう)の波(なみ)で、事(こと)によつたらマダカツスル島(じま)の西方(せいほう)か、アデン灣(わん)の沖(おき)か、兎(と)に角(かく)歐羅巴(エウロツパ)邊(へん)の沿岸(えんがん)には、左程(さほど)遠(とほ)い所(ところ)ではあるまいと思(おも)はれた。