“えんがん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
沿岸90.0%
艶顔10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下方(した)に見(み)ゆるのは矢張(やはり)印度洋(インドやう)の波(なみ)で、事(こと)によつたらマダカツスル島(じま)の西方(せいほう)か、アデン灣(わん)の沖(おき)か、兎(と)に角(かく)歐羅巴(エウロツパ)邊(へん)の沿岸(えんがん)には、左程(さほど)遠(とほ)い所(ところ)ではあるまいと思(おも)はれた。
特(とく)にブラジルの沿岸(えんがん)のでつぱりに丁度(ちようど)割符(わりふ)を合(あは)せたようにつぎ合(あ)はされることを氣附(きづ)かれるであらう。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
そう心に呟きながら、猪口(ちょく)をはこぶ、彼女の仇(あだ)ッぽい瞳に、ほんのりと浮んで来たのは、夜目にも、白く咲いた花のような、かの女がたの艶顔(えんがん)だった。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)