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奸人
ふりがな文庫
“奸人”の読み方と例文
読み方
割合
かんじん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんじん
(逆引き)
簡雍は、口を極めて、玄徳の人間をたたえ、その性は
寛弘温雅
(
かんこうおんが
)
、心をもって結べば、決して相害するような
奸人
(
かんじん
)
ではないと告げた。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
けれども毒飼は最もケチビンタな、
蝨
(
しらみ
)
ッたかりの、クスブリ魂の、きたない
奸人
(
かんじん
)
小人
妬婦
(
とふ
)
悪婦の為すことで、人間の考え出したことの中で最も醜悪卑劣の事である。
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
いずれはお膝を汚し奉ったことも、御上聞に達するは
必定
(
ひつじょう
)
、さすれば身の潔白もお申し開き仕り、御前に於て黒白のお裁き願い、君側の
奸人
(
かんじん
)
どもお
浄
(
きよ
)
め奉ろうとの計らい
旗本退屈男:11 第十一話 千代田城へ乗り込んだ退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
奸人(かんじん)の例文をもっと
(6作品)
見る
“奸人”の意味
《名詞》
心がねじけた悪賢い人。
(出典:Wiktionary)
奸
漢検1級
部首:⼥
6画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“奸”で始まる語句
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奸
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