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奸悪
ふりがな文庫
“奸悪”の読み方と例文
旧字:
奸惡
読み方
割合
かんあく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんあく
(逆引き)
殊
(
こと
)
に、
既成
(
きせい
)
政治家の張り
廻
(
めぐ
)
らした
奸悪
(
かんあく
)
な組織や習慣を一つ一つ
破砕
(
はさい
)
して行くことは、子路に、今まで知らなかった一種の
生甲斐
(
いきがい
)
を感じさせる。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
それから若松屋惣七の両替ならびに
仲介業
(
なかだちぎょう
)
をつぶそうとした
奸悪
(
かんあく
)
な手段にまで言及したもので、
完膚
(
かんぷ
)
なきまでに磯五をやっつけたものであった。
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
彼のような乱世の
奸悪
(
かんあく
)
を、きょうまで生かしておいたのは、信長の方に、それを利用する必要と寛容があったからである。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
奸悪(かんあく)の例文をもっと
(19作品)
見る
奸
漢検1級
部首:⼥
6画
悪
常用漢字
小3
部首:⼼
11画
“奸”で始まる語句
奸計
奸策
奸智
奸
奸物
奸賊
奸佞
奸臣
奸雄
奸譎
“奸悪”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
木下尚江
中島敦
神西清
林不忘
尾崎士郎
山本周五郎
幸田露伴
島崎藤村
国枝史郎