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奸物
ふりがな文庫
“奸物”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かんぶつ
92.3%
わるもの
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんぶつ
(逆引き)
私が渡辺七兵衛らと共に、綱宗さま側近の
奸物
(
かんぶつ
)
を斬って御
詮議
(
せんぎ
)
にかけられましたとき、御屋形さまお一人が私どもを
庇護
(
ひご
)
されました。
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
それで少しは心が慰さもうかと思ったのだ。世間では伊勢殿が悪いという。
成程
(
なるほど
)
あの男は
奸物
(
かんぶつ
)
だ、淫乱だ、私心もある、
猿智慧
(
さるぢえ
)
もある。
雪の宿り
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
奸物(かんぶつ)の例文をもっと
(12作品)
見る
わるもの
(逆引き)
羂
(
わな
)
に富める者乃ち答へて曰ひけるは、
侶
(
とも
)
の悲しみを増さしむれば、我は至極の
奸物
(
わるもの
)
なるべし 一〇九—一一一
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
奸物(わるもの)の例文をもっと
(1作品)
見る
“奸物”の意味
《名詞》
悪知恵がはたらくひねくれた者。
(出典:Wiktionary)
奸
漢検1級
部首:⼥
6画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“奸物”で始まる語句
奸物共
検索の候補
奸物共
“奸物”のふりがなが多い著者
アリギエリ・ダンテ
中里介山
神西清
幸田露伴
山本周五郎
夏目漱石
国枝史郎
吉川英治
森鴎外