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猿智慧
ふりがな文庫
“猿智慧”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さるぢえ
80.0%
さるぢゑ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さるぢえ
(逆引き)
それで少しは心が慰さもうかと思ったのだ。世間では伊勢殿が悪いという。
成程
(
なるほど
)
あの男は
奸物
(
かんぶつ
)
だ、淫乱だ、私心もある、
猿智慧
(
さるぢえ
)
もある。
雪の宿り
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
「そうだ、これなら
大丈夫
(
だいじょうぶ
)
。ねえ
猿
(
さる
)
さん、お前は
猿智慧
(
さるぢえ
)
といって、たいそう
利巧
(
りこう
)
だそうだが、
案外
(
あんがい
)
馬鹿
(
ばか
)
だなあ。今私が
大蛇
(
おろち
)
を
退治
(
たいじ
)
てあげるから、見ていなさいよ」
人形使い
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
猿智慧(さるぢえ)の例文をもっと
(8作品)
見る
さるぢゑ
(逆引き)
見て居ると、砧樣は繪圖面だけ取つて歸つた。ホツとして出て來ると、砧樣の落した人相書が目に付いた。——辨次郎は
猿智慧
(
さるぢゑ
)
を働かせて、それを
銭形平次捕物控:101 お秀の父
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
知りながら市之丞より
受取
(
うけとり
)
置
(
おき
)
しか大方
女
(
をんな
)
のいらざる
猿智慧
(
さるぢゑ
)
にて我が
留守
(
るす
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
猿智慧(さるぢゑ)の例文をもっと
(2作品)
見る
猿
常用漢字
中学
部首:⽝
13画
智
漢検準1級
部首:⽇
12画
慧
漢検準1級
部首:⼼
15画
“猿智”で始まる語句
猿智惠
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智慧競
“猿智慧”のふりがなが多い著者
作者不詳
神西清
泉鏡花
夏目漱石
太宰治
豊島与志雄
野村胡堂