“猿智惠”の読み方と例文
読み方割合
さるぢゑ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「呆れた痛い思ひの猿智惠さるぢゑだ、そんな事で人の眼を胡麻化さうと思ふのは、大變な間違ひだぜ、馬鹿々々しい」
「元々私が餘計な猿智惠さるぢゑを働かせて、あんな謎を解いたから起つたこと、——如何にもお供いたしませう。惡戯者を取つちめて、キユウキユウ言はせなきや、この平次の心持が納まりません」