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既成
ふりがな文庫
“既成”の読み方と例文
読み方
割合
きせい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きせい
(逆引き)
しかもけっして
既成
(
きせい
)
の
疲
(
つか
)
れた
宗教
(
しゅうきょう
)
や、
道徳
(
どうとく
)
の
残滓
(
ざんし
)
を、色あせた
仮面
(
かめん
)
によって
純真
(
じゅんしん
)
な
心意
(
しんい
)
の
所有者
(
しょゆうしゃ
)
たちに
欺
(
あざむ
)
き
与
(
あた
)
えんとするものではない。
『注文の多い料理店』新刊案内
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
殊
(
こと
)
に、
既成
(
きせい
)
政治家の張り
廻
(
めぐ
)
らした
奸悪
(
かんあく
)
な組織や習慣を一つ一つ
破砕
(
はさい
)
して行くことは、子路に、今まで知らなかった一種の
生甲斐
(
いきがい
)
を感じさせる。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
それから一般的に新しい色彩が行き
亙
(
わた
)
っているため、本質的な思想家や芸術家は
既成
(
きせい
)
の人を除いてはぼかされ
易
(
やす
)
い
様
(
よう
)
です。
新時代女性問答
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
既成(きせい)の例文をもっと
(6作品)
見る
“既成”の意味
《名詞》
既 成(きせい)
既に出来上がっていること。
(出典:Wiktionary)
既
常用漢字
中学
部首:⽆
10画
成
常用漢字
小4
部首:⼽
6画
“既成”で始まる語句
既成概念
検索の候補
既成概念
既立兮王業成
“既成”のふりがなが多い著者
幸田露伴
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海野十三
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