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奸
ふりがな文庫
“奸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かん
77.8%
よこしま
5.6%
たわ
5.6%
よこ
5.6%
カン
5.6%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かん
(逆引き)
千里眼の方は
益々
(
)
流行を極め、「天下その真偽に惑い
奸
(
)
催眠術者の徒
忽
(
)
ちに
跋扈
(
)
を極め迷信を助長し暴利を
貪
(
)
り思想界を
擾
(
)
る」
千里眼その他
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
奸(かん)の例文をもっと
(14作品)
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よこしま
(逆引き)
この十蔵が事は
貴嬢
(
)
も知りたもうまじ、かれの片目は
奸
(
)
なる妻が投げ付けし
火箸
(
)
の傷にて
盲
(
)
れ、間もなく妻は狂犬にかまれて
亡
(
)
せぬ。
おとずれ
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
奸(よこしま)の例文をもっと
(1作品)
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たわ
(逆引き)
「邪神は
年経
(
)
たる
蛇
(
)
なり、かれが
性
(
)
は
婬
(
)
なる物にて、牛と
孳
(
)
みては
麟
(
)
を生み、馬とあいては
竜馬
(
)
を生むといえり、この
魅
(
)
わせつるも、はた、そこの
秀麗
(
)
に
奸
(
)
けたると見えたり」と云って
誡
(
)
めた。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
奸(たわ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
よこ
(逆引き)
奸
(
)
しまの人々の
陥穽
(
)
に陥り、生きながら、怨念の鬼となり、
冥府
(
)
に下って、小やみもなく、修羅の炎に焼かれての、この苦しみ——おのれ、この怨み、やわか、晴らさで置こうや! 三郎兵衛
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
奸(よこ)の例文をもっと
(1作品)
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カン
(逆引き)
「
檄
(
)
の名分を、
君側
(
)
ノ
奸
(
)
ヲ
除
(
)
ク、というところへ持ってゆくのは、いつのばあいでも、むほん人が世のていをつくろう口実ときまっている。はや一日とて、猶予あるべきではない」
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
奸(カン)の例文をもっと
(1作品)
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奸
漢検1級
部首:⼥
6画
“奸”を含む語句
奸計
奸譎
奸策
奸物
奸黠
佞奸邪智
奸商
奸佞邪智
大奸
奸夫
漢奸
奸曲
奸智
奸悪
奸賊
奸佞
奸臣
奸雄
佞奸
奸人
...
“奸”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
作者不詳
吉川英治
福沢諭吉
国木田独歩
山本周五郎
菊池寛
江戸川乱歩
森鴎外
夢野久作