“漢奸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ハンジェン50.0%
かんかん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
打った(あとで丸万に聞いて、漢奸ハンジェンと知った。襲われたのは漢奸なのだ。翌日の新聞に親日要人狙撃さる、という記事が出ていた。殺されたのは税務署長及び署員の何某と、その名もかかげてあった)
いやな感じ (新字新仮名) / 高見順(著)
漢奸ハンジェン!」
いやな感じ (新字新仮名) / 高見順(著)
ところが漢奸かんかんだというので漢口の附近で一網打尽に殺戮さつりくされたらしい。漢口の山の中に伝書鳩の箱や設備が残っていたということだが、全然それきり消息がない。
回想録 (新字新仮名) / 高村光太郎(著)