“奸曲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんきよく50.0%
かんきょく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
る時は必ず其眞僞しんぎあらはるゝとむべなる哉然れ共萬一もし庸人ようじんの奉行となりて強情がうじやう奸曲かんきよくの者を調べるに於てを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
違ひ格別かくべつに御ねんも入公事訴訟くじそしよう其外奸曲かんきよく私欲しよくの節も御糺明きうめい有之に付所々より願ひ出候者も多く御手間取成れ候由故道端みちばた譜請ふしん宿割等やどわりとう申付候之に依て貴樣きさま早々さう/\歸宅きたく致さるべく候以上
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
八代将軍吉宗よしむねの時代から設けられた一つの制度で、百姓、町人、僧侶、神官、誰でもかまわぬ、何か治政上についての得失利害、役人の奸曲かんきょく、奉行の圧政など、上申じょうしんしたいことがあったら
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)