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奸策
ふりがな文庫
“奸策”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かんさく
95.8%
わるだくみ
4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんさく
(逆引き)
こないだ差し上げた手紙は、とても、ずるい、蛇のような
奸策
(
かんさく
)
に満ち満ちていたのを、いちいち見破っておしまいになったのでしょう。
斜陽
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
いかに巧妙な
奸策
(
かんさく
)
であるかがわかります。驚くの外ありません。世間の疑問、憤怒、探索をルパン一人に背負わせているんです。
探偵小説アルセーヌ・ルパン
(新字新仮名)
/
モーリス・ルブラン
(著)
奸策(かんさく)の例文をもっと
(23作品)
見る
わるだくみ
(逆引き)
源助はもとより人が
好
(
い
)
いからお國に
奸策
(
わるだくみ
)
あるとは知らず、部屋へ参りて孝助の文庫を持って参ってお國の前へ
差出
(
さしいだ
)
すと、お國は文庫の
蓋
(
ふた
)
を明け
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
お國と源次郎の
奸策
(
わるだくみ
)
の
一伍一什
(
いちぶしゞゅう
)
を
立聞
(
たちぎゝ
)
致しまして、孝助は自分の部屋へ帰り、もう是までと思い詰め、
姦夫
(
かんぷ
)
姦婦
(
かんぷ
)
を殺すより
外
(
ほか
)
に
手段
(
てだて
)
はないと忠心一
途
(
ず
)
に思い込み
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
奸策(わるだくみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“奸策”の意味
《名詞》
他人を貶めるような謀。
(出典:Wiktionary)
奸
漢検1級
部首:⼥
6画
策
常用漢字
小6
部首:⽵
12画
“奸”で始まる語句
奸計
奸智
奸
奸悪
奸賊
奸物
奸佞
奸臣
奸雄
奸譎
“奸策”のふりがなが多い著者
モーリス・ルブラン
宮地嘉六
村井弦斎
吉川英治
井上円了
エドガー・アラン・ポー
ロマン・ロラン
三遊亭円朝
福沢諭吉
北村透谷