“一伍一什”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いちぶしじゅう79.7%
いちぶしじふ12.7%
いちぶしじゆう2.5%
いちごいちじゅう1.3%
いちぶしじう1.3%
いちぶしゞゅう1.3%
ふしぶし1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と大江山が不審がるので、雁金検事は一伍一什を手短かに物語り、九時までに彼の電話がって来る筈だったのだと説明した。
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)
それは、自分が初めて言文一致を書いた由來——も凄まじいが、つまり、文章が書けないから始まつたといふ一伍一什の顛末さ。
余が言文一致の由来 (旧字旧仮名) / 二葉亭四迷(著)
蓮華寺を脱けて出ようと決心する迄の一伍一什——思へば涙の種——まあ、何から話して可いものやら、お志保には解らない位であつた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
水戸記者は、苦しさをえながら、博士に一伍一什を物語った。博士は、大きな溜息をくりかえしながら、部下たちの落ちこんでいった恐ろしい運命に耳を傾けた。
地球発狂事件 (新字新仮名) / 海野十三丘丘十郎(著)
昔の人で了簡いから、途方れてすご/\とり、女房一伍一什を話し、此上夫婦別れをして、七歳ばかりになる女の子を女房けて、るより仕方がない。
塩原多助旅日記 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
お國と源次郎の奸策一伍一什立聞致しまして、孝助は自分の部屋へ帰り、もう是までと思い詰め、姦夫姦婦を殺すより手段はないと忠心一に思い込み
と右の一伍一什をうろ覚えのままに話す、役人は、そんな由緒のあるものと知ったら、何とか方法もあったものをと口惜しそうな顔をした。
梓川の上流 (新字新仮名) / 小島烏水(著)