“孳”の読み方と例文
読み方割合
つる100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれが性(さが)は婬(みだり)なる物にて、二八二牛と孳(つる)みては麟(りん)を生(う)み、馬とあひては竜馬(りようめ)を生むといへり。二八三此の魅(まど)はせつるも、はたそこの秀麗(かほよき)に二八四姧(たは)けたると見えたり。
「邪神は年経(としへ)たる蛇(おろち)なり、かれが性(さが)は婬(みだら)なる物にて、牛と孳(つる)みては麟(りん)を生み、馬とあいては竜馬(りゅうめ)を生むといえり、この魅(まど)わせつるも、はた、そこの秀麗(かおよき)に奸(たわ)けたると見えたり」と云って誡(いまし)めた。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)