“勧請”のいろいろな読み方と例文
旧字:勸請
読み方割合
かんじょう93.3%
かんじん3.3%
くわんじやう3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
知ることの浅く、尋ぬること怠るか、はたそれもうずる人の少きにや、諸国の寺院に、夫人を安置し勧請かんじょうするものを聞くことまれなり。
一景話題 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
きょうは正月の十日で、金比羅こんぴらまいりの当日、名代の京極きょうごく金比羅、虎の御門そとの京極能登守の上屋敷へ讃岐さぬきから勧請かんじんした金比羅さまがたいへんに繁昌する。
菅公像は太宰府天満宮の飛梅を材として刻したもの、又加藤肥州像は熊本より勧請くわんじやうし来つたものであつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)