トップ
>
肝甚
>
かんじん
ふりがな文庫
“
肝甚
(
かんじん
)” の例文
外の役人の暮し
向
(
むき
)
は、二月三月の探索で、手に取るように判って
了
(
しま
)
ったが、
肝甚
(
かんじん
)
の本尊、後藤三右衛門の暮し向ばかりは、
何
(
ど
)
うしても判らねえ、吹屋町の奥蔵三戸前には
黄金を浴びる女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
形容
沢山
(
たくさん
)
のお祝の言葉が、主人熊谷三郎兵衛に捧げられるのですが、
肝甚
(
かんじん
)
の三郎兵衛はそれどころでは無いらしく、来賓の祝辞を空耳に走らせて、秘書の本田大助を呼んで
笑う悪魔
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
お勢の話はなか/\行屆きますが、
肝甚
(
かんじん
)
のことを二つ三つ言ひ落して居るやうです。
銭形平次捕物控:163 閉された庭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
肝
常用漢字
中学
部首:⾁
7画
甚
常用漢字
中学
部首:⽢
9画
“肝”で始まる語句
肝腎
肝
肝心
肝煎
肝要
肝癪
肝胆
肝魂
肝腎要
肝胆相照