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衰兆
ふりがな文庫
“衰兆”の読み方と例文
読み方
割合
すいちょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すいちょう
(逆引き)
そういう法皇を奉じて、まだまだ、
衰兆
(
すいちょう
)
の見えない平家を
廟堂
(
びょうどう
)
から追い落そうなどとしても、
所詮
(
しょせん
)
、躍るもの自身の自滅以外、何らの運動となるわけのものではない。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
最後となっては、劉禅の親政と、
宦人
(
かんじん
)
黄皓
(
こうこう
)
の専横などが、いよいよ
衰兆
(
すいちょう
)
に拍車をかけていた。
三国志:12 篇外余録
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
彼は、わが子の無事成長を見たことよりも、その一瞬に、甲軍の
衰兆
(
すいちょう
)
を直感して、父として
欣
(
よろこ
)
ぶこと以上のよろこびを、べつなところに、もっと大きく、ひとり歓喜していたのであった。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
衰兆(すいちょう)の例文をもっと
(5作品)
見る
衰
常用漢字
中学
部首:⾐
10画
兆
常用漢字
小4
部首:⼉
6画
“衰”で始まる語句
衰
衰頽
衰弱
衰微
衰残
衰勢
衰褪
衰亡
衰凋
衰容