“心肝”の読み方と例文
読み方割合
しんかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「外でもないが、拙者幼年の頃より、独立自発、心肝しんかんくだいて、どうやら編み出した流儀の、奥義おうぎを譲ろう」
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
かの女も画家も、意識下に直助によつて動揺させられるものがあり、二人ともめい/\勝手にあらぬことを云つてるやうで、しかも、心肝しんかんを吐露してる不思議な世界を心に踏みつつ丘の坂道を下つた。
(新字旧仮名) / 岡本かの子(著)