蕗の下の神様ふきのしたのかみさま
今は昔、もうずっとの昔のことですが、北海道にコロボックンクルという、妙な神様が住んでおられました。その時分はまだ北海道には日本人が一人もいなくて、山には熊、川には鮭、そして人間といえばアイヌ人ばかりでした。だからコロボックンクルはアイヌ人の …
作品に特徴的な語句
ひい さし ふう しまい せん こお あるい 有難ありがと わし うさぎ きざ まし きま なま はじ 敏捷すばしこ 明日あした くら だま あたた すぐ かんがえ 舌皷したつづみ だれ ごろ 丁度ちょうど うち 今迄いままで 何故なぜ たわら おれ 先廻さきまわ また 取捉とっつか 可哀かわい 可愛かわい 呶鳴どな うた ただ 喫驚びっくり 四阿あずまや うず こわ 大儀たいぎ みょう うち 寝床ねどこ 屹度きっと おの 引剥ひきは 悄気しょげ 悪賢わるがしこ 愈々いよいよ 慾張よくば 我慢がまん 或日あるひ 折角せっかく 拍子ひょうし ひろ うま 早速さっそく むかし しばら ます 欠伸あくび ほとん 流石さすが つぶ 無暗むやみ くま 独言ひとりごと 生憎あいにく くせ なが 私等わしら ほど はず あみ 綺麗きれい もの 肝心かんじん 腕枕うでまくら みの かげ ふき まき 襤褸ぼろ もら 辛抱しんぼう まで 邪険じゃけん