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取捉
ふりがな文庫
“取捉”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とっつか
76.9%
とりつか
7.7%
とッつか
7.7%
とッつら
7.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とっつか
(逆引き)
鼠というやつの憎さが骨身に
徹
(
とお
)
って、
取捉
(
とっつか
)
まえて噛み切ってやりたい。お浜は鼠を
呪
(
のろ
)
いつめて仏壇の方を
睨
(
にら
)
めて
歯噛
(
はが
)
みをする。
大菩薩峠:02 鈴鹿山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
取捉(とっつか)の例文をもっと
(10作品)
見る
とりつか
(逆引き)
それでは
阿波
(
あわ
)
の
鳴門
(
なると
)
の
渦
(
うず
)
に巻込まれて底へ底へと沈むようなもんで、頭の疲れや苦痛に堪え切れなくなったので、最後に
盲亀
(
もうき
)
の
浮木
(
ふぼく
)
のように
取捉
(
とりつか
)
まえたのが即ちヒューマニチーであった。
二葉亭追録
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
取捉(とりつか)の例文をもっと
(1作品)
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とッつか
(逆引き)
最終
(
しまい
)
には
取捉
(
とッつか
)
まえて
否応
(
いやおう
)
なしに格子戸の内へ入れて置いては出るようにしていたが、然うすると前足で格子を引掻いて、悲しい悲しい血を吐きそうな
啼声
(
なきごえ
)
を立てて
後
(
あと
)
を慕い
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
取捉(とッつか)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
とッつら
(逆引き)
どッこいと
取捉
(
とッつら
)
まえて厭がる者を無理無体に、シャモを
鶏籠
(
とりかご
)
へ推込むように推込む。私は型の中で出ようと
藻掻
(
もが
)
く。知らん
面
(
かお
)
している。泣いて、
喚
(
わめ
)
いて、引掻いて出ようとする。知らん
面
(
かお
)
している。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
取捉(とッつら)の例文をもっと
(1作品)
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取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
捉
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
“取”で始まる語句
取
取出
取縋
取柄
取除
取次
取敢
取交
取做
取付
“取捉”のふりがなが多い著者
中里介山
宇野浩二
二葉亭四迷
内田魯庵