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窯
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がま
ふりがな文庫
“
窯
(
がま
)” の例文
山の傾斜面を利用して少くも十五、六、多くて二十四、五の室を有った
登
(
のぼ
)
り
窯
(
がま
)
を建てる。特に
豪奢
(
ごうしゃ
)
なのはその屋根である。瓦がお手のものだからである。
雲石紀行
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
『
壒嚢抄
(
あいのうしょう
)
』に「元三のお薬温むたたらなどは世の始めの物なりしが云々」とあり(和訓栞)、肥前北部で陶器
窯
(
がま
)
に用いる一種の
薪
(
まき
)
を今でもタタラギという(佐賀県方言辞典)。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
室というのは傾斜面に設けた細長い
登
(
のぼ
)
り
窯
(
がま
)
を幾つかに仕切ったものを指します。各〻の室に各〻の屋根がつきます。それが全部
上釉
(
うわぐすり
)
のある赤瓦なのですから見事なものであります。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
“窯”の解説
窯(かま)は、なんらかの素材を加熱して硬化したり、焼成したり、乾燥させたりする目的のほか、外気環境から熱的に絶縁された空間を確保する目的で造られる構築物もしくは工作物。
(出典:Wikipedia)
窯
常用漢字
中学
部首:⽳
15画
“窯”を含む語句
窯業
窯鼎
窯器
窯業地
御用窯
定窯
窯場
窯元
宋窯
官窯
民窯
陶器窯
雑窯
窯変
何窯
築窯
窯戸
窯業場
窯業科
窯焚
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