“臺上”のいろいろな読み方と例文
新字:台上
読み方割合
だいじやう66.7%
だいうへ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
呉王ごわう臺上だいじやうより、((孫子ガ))まさ愛姫あいきらんとするをおほいおどろき、すみやかに使つかひをしてれいくださしめていは
余は只粗製石棒中のる者はメキシコにける石棒いしばうひとしく、石製の臺上だいじやうに横たへころばしてもちの類を延すに用ゐられしなるべく、精製石棒中せい/\いしばうちうの或る者はニウジーランドに於ける精巧せいこうなる石噐の如く
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
併し家らしいものは山の臺上だいうへにも臺下だいしたにも見えず、ただその上下うへしたの所々に散點する森や林やの黒い影をうしろにかして、霧のやうなものがうつすり棚曳いてゐるのが、望まれるだけであつた。
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)