“上臺憑司”の読み方と例文
読み方割合
かみだいひようじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
盡しけるに母も父が七回忌くわいきあたとし病死なしければ傳吉の愁傷しうしよう大方ならずかつ親類しんるゐは只當村たうむらをさ上臺憑司かみだいひようじ而已のみなれ共是は傳吉の不如意をきらひ出入を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
聞合きゝあはせしに兩人共得心とくしんの樣子故夫婦と成したり斯て傳吉は村の評判ひやうばんよろしき故親類といひ捨置すておかれずと名主上臺憑司かみだいひようじも出入を始めせがれ昌次郎も時々に出這入ではひりなし居たり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
なし父母のはか參詣さんけいし夫より村長上臺憑司かみだいひようじ方へ行き妻子のことをたのみ置き其日住馴すみなれたる寶田村を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)