“當村”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たうむら50.0%
たうそん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
盡しけるに母も父が七回忌くわいきあたとし病死なしければ傳吉の愁傷しうしよう大方ならずかつ親類しんるゐは只當村たうむらをさ上臺憑司かみだいひようじ而已のみなれ共是は傳吉の不如意をきらひ出入を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
其方の悴に同年か又一二年ちがひの男子が當村たうむらをりしやと尋ぬるに甚左衞門は即ち人別帳にんべつちやう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
光照寺祐然いうねんは江戸表より御役人到着たうちやくにて召呼めしよばるゝと聞き何事やらんとおどろきながら役人のまへへ出ければ次右衞門三五郎の兩人りやうにん祐然にむかひ廿二三年以前當村たうそん住居ぢうきよ致し候お三がむすめ澤の井ならびに若君とかを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
立出たちいでける是にて平澤村の方は調しら埓明らちあきしかば直樣隣村りんそん平野村へ立越たちこえ名主なぬし甚左衞門方へ落付おちつき村中殘らず呼集よびあつめ次右衞門三五郎の兩人は名主甚左衞門にむかひ其方にたづねたき仔細しさいあり今より廿二三年以前に平澤村のお三と申すばゞ當村たうそんへ參りしとうけたまはるが其者は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)