“たうそん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
當村50.0%
陶尊50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
光照寺祐然いうねんは江戸表より御役人到着たうちやくにて召呼めしよばるゝと聞き何事やらんとおどろきながら役人のまへへ出ければ次右衞門三五郎の兩人りやうにん祐然にむかひ廿二三年以前當村たうそん住居ぢうきよ致し候お三がむすめ澤の井ならびに若君とかを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
立出たちいでける是にて平澤村の方は調しら埓明らちあきしかば直樣隣村りんそん平野村へ立越たちこえ名主なぬし甚左衞門方へ落付おちつき村中殘らず呼集よびあつめ次右衞門三五郎の兩人は名主甚左衞門にむかひ其方にたづねたき仔細しさいあり今より廿二三年以前に平澤村のお三と申すばゞ當村たうそんへ參りしとうけたまはるが其者は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
花生はないけは日々坐右におき、いまに草花たえずいけ申候。活花は袁中郎ゑんちゆうらう瓶史へいしにより候。御一笑可被下候。これよりも又備前やき陶尊たうそん一つ進申候。これまた案左あんさにて御插可被下候。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)