“捨臺詞”の読み方と例文
新字:捨台詞
読み方割合
すてぜりふ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いづれお富と三七はよりを戻して、デレデレして居るやうな氣がしてならないから、——氣をつけろ、——とか何んとか、捨臺詞すてぜりふを殘して退散してしまひましたが——
(みな/\捨臺詞すてぜりふにて茶を飮む。奧にて双盤の音きこゆ。花見の男女は奧を見る。)
箕輪の心中 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
又五郎は少し間が惡さうに、ガラツ八の頭から捨臺詞すてぜりふを浴びせて家の中へ引込んで了ひました。