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捨鉢
ふりがな文庫
“捨鉢”の読み方と例文
読み方
割合
すてばち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すてばち
(逆引き)
「おいらは船頭だ、船頭は船をうごかすだけだ! 頼まれたものを積むだけだ! そんなこたア知るもンか」と
捨鉢
(
すてばち
)
の語気になった。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
軍国主義、愛国心、アナアキストの
捨鉢
(
すてばち
)
な
行為
(
ふるまひ
)
、人殺しの美しい思想、そしてまた婦人に対する
侮蔑
(
さげすみ
)
——かういふものを
凡
(
すべ
)
て歌ひたい。
茶話:01 大正四(一九一五)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
彼女にはしかし気のせゐか、その軽快な皮肉の
後
(
うしろ
)
に、何か今までの従兄にはない、寂しさうな
捨鉢
(
すてばち
)
の調子が潜んでゐるやうに思はれた。
秋
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
捨鉢(すてばち)の例文をもっと
(34作品)
見る
捨
常用漢字
小6
部首:⼿
11画
鉢
常用漢字
中学
部首:⾦
13画
“捨”で始まる語句
捨
捨児
捨置
捨台詞
捨身
捨石
捨台辞
捨小舟
捨科白
捨札
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邦枝完二
尾崎紅葉
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