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捨児
ふりがな文庫
“捨児”の読み方と例文
旧字:
捨兒
読み方
割合
すてご
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すてご
(逆引き)
伊之助は悪い男じゃないが、酒が好きで、仕事が嫌いだから、五年前
捨児
(
すてご
)
に付いていた金を呑んだ上、かなりの借金が出来たんだろう。
銭形平次捕物控:051 迷子札
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
博士は
捨児
(
すてご
)
だったんだ。たしかに東洋人にはちがいないが、両親がわからないから、日本人だか中国人だか分らないといっている
のろのろ砲弾の驚異:――金博士シリーズ・1――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
太郎右衛門が子供を拾ったという
噂
(
うわさ
)
が村中一杯に
拡
(
ひろ
)
がりました。夕方になると村の神さんたちや子供たちがぞろぞろ
揃
(
そろ
)
って
捨児
(
すてご
)
を見に来ました。
三人の百姓
(新字新仮名)
/
秋田雨雀
(著)
捨児(すてご)の例文をもっと
(20作品)
見る
捨
常用漢字
小6
部首:⼿
11画
児
常用漢字
小4
部首:⼉
7画
“捨”で始まる語句
捨
捨鉢
捨置
捨台詞
捨身
捨石
捨台辞
捨小舟
捨科白
捨札
“捨児”のふりがなが多い著者
与謝野寛
徳冨蘆花
三遊亭円朝
吉川英治
永井荷風
泉鏡花
久生十蘭
夢野久作
海野十三
野村胡堂