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捨臺詞
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すてぜりふ
ふりがな文庫
“
捨臺詞
(
すてぜりふ
)” の例文
新字:
捨台詞
いづれお富と三七は
撚
(
より
)
を戻して、デレデレして居るやうな氣がしてならないから、——氣をつけろ、——とか何んとか、
捨臺詞
(
すてぜりふ
)
を殘して退散してしまひましたが——
銭形平次捕物控:222 乗合舟
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
(みな/\
捨臺詞
(
すてぜりふ
)
にて茶を飮む。奧にて双盤の音きこゆ。花見の男女は奧を見る。)
箕輪の心中
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
又五郎は少し間が惡さうに、ガラツ八の頭から
捨臺詞
(
すてぜりふ
)
を浴びせて家の中へ引込んで了ひました。
銭形平次捕物控:011 南蛮秘法箋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
助十と助八は
捨臺詞
(
すてぜりふ
)
にて鬪つてゐる。雲哲と願哲は思案して、權三の家の土間から駕籠を持ち出し、與助も手傳ひて、よき隙を見て助十と助八のあひだに突き出し、その駕籠を
枷
(
かせ
)
にして二人を
権三と助十
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
捨
常用漢字
小6
部首:⼿
11画
臺
部首:⾄
14画
詞
常用漢字
小6
部首:⾔
12画
“捨”で始まる語句
捨
捨鉢
捨児
捨置
捨台詞
捨身
捨石
捨台辞
捨小舟
捨科白