“枷”の読み方と例文
読み方割合
かせ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしは池上に嫉妬のかせでぎゅう/\締めつけられながら、ついに思い切った反噬はんぜいもせず、他愛もない形で二月も過ぎ三月も過ぎ
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
恩のヘチマのと、義理かせがあっちゃ、面白くねえ。お前さんの身の振り方がつくなら、いつだって、黙って、出て行っておくんなさい。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
けれども、ときには彼の心も情けないと感じることがあるくらい、好意のかせが体中に、ドッシリと重く重く懸っていたのである。
日は輝けり (新字新仮名) / 宮本百合子(著)