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反噬
ふりがな文庫
“反噬”の読み方と例文
読み方
割合
はんぜい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はんぜい
(逆引き)
わたくしは池上に嫉妬の
枷
(
かせ
)
でぎゅう/\締めつけられながら、ついに思い切った
反噬
(
はんぜい
)
もせず、他愛もない形で二月も過ぎ三月も過ぎ
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
打ち据えられるたびに犬はすさまじい叫びを立てて、いったん転倒したり、跳ね上ったりしたが、やがて立て直して
反噬
(
はんぜい
)
の牙を揃える。
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
足長な信玄が、駿河へ兵馬を出したことから、敵方の苦策によって、
反噬
(
はんぜい
)
をうけたのだった。今川、北条の二家が相提携して
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
反噬(はんぜい)の例文をもっと
(15作品)
見る
反
常用漢字
小3
部首:⼜
4画
噬
漢検1級
部首:⼝
16画
“反”で始まる語句
反
反古
反対
反駁
反身
反物
反故
反撥
反芻
反響
“反噬”のふりがなが多い著者
甲賀三郎
久保田万太郎
小栗虫太郎
菊池寛
吉川英治
岡本かの子
中里介山
国枝史郎
山本周五郎