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手枷
ふりがな文庫
“手枷”の読み方と例文
読み方
割合
てかせ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てかせ
(逆引き)
手枷
(
てかせ
)
足枷をして、面前にひき出し、「汝の違言に依って、北条家は
亡
(
ほろ
)
んだではないか。主家を亡して快きか」と、
罵
(
のの
)
しった。
真田幸村
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
この際、彼の取るべき方法は、妻のお民と共に継母をなだめて、目に見えない
手枷
(
てかせ
)
足枷
(
あしかせ
)
から娘を救い出すのほかはなかった。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
つまりここでは生活を
雁字搦
(
がんじがら
)
めにして、
手枷
(
てかせ
)
、足枷、首枷をはめたうえ
天床
(
てんじょう
)
へ
吊
(
つる
)
し上げたというかたちらしい。
三悪人物語:忍術千一夜 第二話
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
手枷(てかせ)の例文をもっと
(15作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
枷
漢検1級
部首:⽊
9画
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