“てかせ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
手枷88.2%
手械11.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つまりここでは生活を雁字搦がんじがらめにして、手枷てかせ、足枷、首枷をはめたうえ天床てんじょうつるし上げたというかたちらしい。
かれらはうけたまわって立ち去ったが、やがて喬生と麗卿と金蓮の三人に手枷てかせ首枷くびかせをかけて引っ立てて来た。
世界怪談名作集:18 牡丹灯記 (新字新仮名) / 瞿佑(著)
皆重罪の者と見えて、手には手械てかせがかかり、足には足械をし、首には青石の大きなのを首械として置いてあった。
令狐生冥夢録 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
彼が動くと鎖がガチヤ/\と鳴つた。彼の手首てくびには手械てかせがはめられてあつたのだ。