“日暮里”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にっぽり75.0%
につぽり21.4%
ひぐらしのさと3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それが緒についてから日暮里にっぽりに間借をして家を持ち、間もなく神田五軒町に一戸を構えて父となった。余は最早もはや放浪の児ではなくなった。
子規居士と余 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
角海老かどえびが時計の響きもそゞろ哀れの音を傳へるやうに成れば、四季絶間なき日暮里につぽりの火の光りも彼れが人を燒く烟りかとうら悲しく
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
鶯谷うぐいすだに日暮里ひぐらしのさと初音町はつねちょうと風流な名まえがついている。
江戸前の釣り (新字新仮名) / 三遊亭金馬(著)