“まとゐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:マトヰ
語句割合
團欒25.0%
家庭居25.0%
25.0%
集会25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たけなはになつた頃、ふと下島が其席へ來合せた。めつたに來ぬ人なので、伊織は金の催促に來たのではないかと、先づ不快に思つた。しかし金を借りた義理があるので、杯をさして團欒まとゐに入れた。
ぢいさんばあさん (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
偉人と共に家庭居まとゐするものは、その那辺なへんが大なるかを解するあたはざるが如し。
霧の不二、月の不二 (新字旧仮名) / 小島烏水(著)
男親まとゐのやうに遊ばせる同
大正東京錦絵 (新字旧仮名) / 正岡容(著)
又十余年を経て、一日二三人と集会まとゐして物語するとき、をかしき言いひ出づるものありて、一座壁も落ちむばかりに笑ひくづれぬ。
『聊斎志異』より (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)