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嚮
ふりがな文庫
“嚮”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
むか
32.1%
さき
28.6%
む
21.4%
さつき
7.1%
むき
3.6%
さ
3.6%
むこ
3.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むか
(逆引き)
金魚がマホメット
本寺
(
カセドラル
)
の
円頂塔
(
ドーム
)
に立籠って風速に
嚮
(
むか
)
っている、それをコルクの砂漠に並んでアネモネの花が礼拝している。これは活花台だ。
バットクラス
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
嚮(むか)の例文をもっと
(9作品)
見る
さき
(逆引き)
嚮
(
さき
)
よりこの一群に、着きつ、離れつ随ひ来れる油売、実は
伊留満
(
いるまん
)
喜三郎、油桶は持たで、青き頭巾かぶれる。叱咤せられ、袖
翳
(
かざ
)
してすさる。
南蛮寺門前
(新字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
嚮(さき)の例文をもっと
(8作品)
見る
む
(逆引き)
好運が急角度で自分の方に
嚮
(
む
)
きかえり、時節が到来したように思われ、大島の
対
(
つい
)
の不断着のままの銀子を料亭の庭の松の
蔭
(
かげ
)
に立たせて
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
嚮(む)の例文をもっと
(6作品)
見る
▼ すべて表示
さつき
(逆引き)
少時
(
しばらく
)
すると
嚮
(
さつき
)
の老人がそこへ現はれた。然し姿は前とは異つて、羽織を着け袴を穿いてゐた。
少年の死
(旧字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
嚮(さつき)の例文をもっと
(2作品)
見る
むき
(逆引き)
龍卷は島を離れて走る如し。翁。此小舟の若し岩に觸れて碎けずば幸なり。語未だ畢らず、龍卷の
嚮
(
むき
)
は一轉せり。一轉して吾舟の方に進めり。その
疾
(
と
)
きこと
飇風
(
へうふう
)
の如し。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
嚮(むき)の例文をもっと
(1作品)
見る
さ
(逆引き)
といふ考が段々發展して、
嚮
(
さ
)
きに考へた道徳的負擔から逃れる爲めといふよりも、樂な心持を與へた。
少年の死
(旧字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
嚮(さ)の例文をもっと
(1作品)
見る
むこ
(逆引き)
南
(
みんなみ
)
に
翔
(
かけ
)
り北に
嚮
(
むこ
)
う
現代語訳 平家物語:06 第六巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
嚮(むこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
嚮
漢検1級
部首:⼝
19画
“嚮”を含む語句
嚮導
嚮後
意嚮
方嚮
嚮導者
帰嚮
嚮導艇
嚮導隊
嚮者将軍徳川慶喜
嚮背
影嚮石
御嚮導
御意嚮
扶掖嚮導
文嚮
“嚮”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
木下杢太郎
徳田秋声
西田幾多郎
ワシントン・アーヴィング
柳宗悦
作者不詳
内田魯庵
蒲原有明
岡本かの子