“嚮導隊”の読み方と例文
読み方割合
きょうどうたい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その意味は、官軍先鋒せんぽう嚮導隊きょうどうたいなどととなえ当国へまかり越した相良惣三さがらそうぞうらのために周旋し、あまつさえその一味のもの伊達だて徹之助に金子二十両を用だてたのは不埓ふらちである。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「いきなり貧民救助なぞに手をつけたのが、相良惣三の失敗のもとです。そういうことは、もっと大切に扱うべきで、なかなか通りすがりの嚮導隊きょうどうたいなぞにうまくやれるもんじゃありません。」
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)