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嚮
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むき
ふりがな文庫
“
嚮
(
むき
)” の例文
龍卷は島を離れて走る如し。翁。此小舟の若し岩に觸れて碎けずば幸なり。語未だ畢らず、龍卷の
嚮
(
むき
)
は一轉せり。一轉して吾舟の方に進めり。その
疾
(
と
)
きこと
飇風
(
へうふう
)
の如し。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
熔巖は同じ
嚮
(
むき
)
に流れ行くものなれば、
好事
(
かうず
)
のものは歩み近づきて迫り視ることを得べし。杖の
尖
(
さき
)
又は貨幣などを
揷込
(
さしこ
)
みて、熔巖の凝りて着きたるを拔き出し、こを看たる記念にとて持ち行くものあり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
嚮
漢検1級
部首:⼝
19画
“嚮”を含む語句
嚮導
嚮後
意嚮
方嚮
嚮導者
帰嚮
嚮導艇
嚮導隊
嚮者将軍徳川慶喜
嚮背
影嚮石
御嚮導
御意嚮
扶掖嚮導
文嚮