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飇風
ふりがな文庫
“飇風”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひょうふう
60.0%
へうふう
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひょうふう
(逆引き)
が、荷風先生の推挙があつてから間もなく、「三田文学」へ「
飇風
(
ひょうふう
)
」を書いた時は、黙つてゐてもちやんと先方から稿料を届けて寄越した。
青春物語:02 青春物語
(新字旧仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
タッタ一つ恩人の顔だけを見て死にたいと
憧憬
(
あくが
)
れ願っている……その超自然的な感情が裏書きする戦争の暴風的破壊が……秒速数百
米突
(
メートル
)
の鉄と火の
颶風
(
ぐふう
)
、旋風、
飇風
(
ひょうふう
)
戦場
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
飇風(ひょうふう)の例文をもっと
(3作品)
見る
へうふう
(逆引き)
われは
飇風
(
へうふう
)
に捲き起さるゝ沙漠の砂の如き、常に重く又暗き空氣を見き。われは亡魂の風に向ひて叫喚するとき、秋深き木葉の如く墜ちゆく
亞當
(
アダム
)
が
族
(
やから
)
を見き。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
この作者には、『
飇風
(
へうふう
)
』以来、何処か不思議な畸形的なところがあるを私は見て来た。そこが好いやうでもあり、わるいやうでもあつた。しかし、今日考へて見ると、其処が矢張谷崎氏の特色だ。
或新年の小説評
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
飇風(へうふう)の例文をもっと
(2作品)
見る
飇
部首:⾵
21画
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
“飇”で始まる語句
飇
飇々
“飇風”のふりがなが多い著者
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
谷崎潤一郎
国枝史郎
田山録弥
田山花袋
夢野久作