“ひょうふう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
颷風66.7%
飇風16.7%
飃風8.3%
飈風8.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
強力暴戻ぼうれいなる意力の竜巻たつまきが過ぎるのを、諸君は見たのだ。それは進行を止めて雲につかまりながら、両のこぶし深淵しんえんの上方にしがみつき、そしてまた全速力で空間中に突進する。颷風ひょうふうは怒号する。
肉体界もしくは精神界において、創造することは、身体の牢獄ろうごくから脱することであり、生命の颷風ひょうふう中に飛び込むことであり、「存在する者」となることである。
彼らがようやくぬけ出してきた闇夜やみよを騒がしていた颷風ひょうふう、彼らがいかに否認してもなお世界を脅かしつづけている颷風、それを彼らは忘れたがっていた。
酔い狂う颷風ひょうふうであった。騒然たる武力であった。群集の熱を歌う人々の幻惑せる叙事詩であった。未来の都市を鍛え出す、
今、一陣の飇風ひょうふうが、王岳の、頂きから吹き下して来た。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
その室を窺えどもることなし、蠅営狗苟ようえいくこう羊狠狼貪ようこんろうたんはやきこと飃風ひょうふうの如く、烈しきこと猛火のごとし。
牡丹灯記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
飈風ひょうふう、吹き荒れる風、飛び去る人生の暗雲——喜悦や悲痛や憤怒ふんぬに酔った諸々もろもろの民衆、その上にかける、温和に満ちたキリスト平和の主宰者——その足音で世界を揺がす聖なる婚約者の前に