“つむじかぜ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
旋風90.4%
颶風5.8%
1.9%
飈風1.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金井君の唇は熱い接吻を覚える。金井君の手は名刺を一枚握らせられる。旋風つむじかぜのように身をかえして去るのを見れば、例の凄味の女である。
ヰタ・セクスアリス (新字新仮名) / 森鴎外(著)
延元三年、親房は宗良親王を奉じて東下せしに、颶風つむじかぜに遭ひて、一行の船四散し、親房は常陸に漂着し、ひと先づ小田城に入る。然るに城主小田治久賊に心を寄せければ、関城に移れり。
秋の筑波山 (新字新仮名) / 大町桂月(著)
しかし、白河天皇、永保三年の噴火後、約五百年間というものは、すっかり活動をやめてしまい、ただつむじかぜのようなうす煙が絶頂から煙草をくゆらすように風になびいていたに過ぎなかった。
宝永噴火 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
落葉が舞った。飈風つむじかぜに乗るように振袖はふっと浮いてと飛んで、台座に駆上ると見ると、男の目には、顔の白い翡翠かわせみが飛ぶ。