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ぐふう
ふりがな文庫
“ぐふう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
颶風
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
颶風
(逆引き)
今からざっと百年前、
二十歳
(
はたち
)
から三十代のフランツ・リストの
磁石的
(
じしゃくてき
)
魅力は、全欧州至るところに
五彩
(
ごしき
)
の
颶風
(
ぐふう
)
を
捲
(
ま
)
き起さずにはおかなかった。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
丁ど
颶風
(
ぐふう
)
でも來るやうな具合に、種々な考が種々の
象
(
かたち
)
になつて、ごた/\と一時にどツと
押寄
(
おしよ
)
せて來る………周三は
面喰
(
めんくら
)
つて
嚇
(
くわツ
)
となつてしまふ。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
ますます怪しいふくざつな感情と変化する、遥に
颶風
(
ぐふう
)
の空から舞ひ降りて、
斬首人
(
ざんしゆにん
)
のしやつぽに休息するほどの、捨身な感情とまでなつてしまふ。
小熊秀雄全集-02:詩集(1)初期詩篇
(新字旧仮名)
/
小熊秀雄
(著)
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