“つじかぜ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ツジカゼ
語句割合
辻風50.0%
旋風25.0%
施風12.5%
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
逢瀬あふせわかれ辻風つじかぜのたち迷ふあたり、さかりたる
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
言いたい傍題ほうだいな事を言って居る人々も、たった此一つの話題を持ちあぐね初めた頃、噂の中の大師恵美朝臣えみのあそんの姪の横佩家よこはきけ郎女いらつめが、神隠しにうたと言う、人の口の端に、旋風つじかぜを起すような事件が
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
人の口の端に施風つじかぜを起すやうな事件が湧き上つたのである。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)