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旋風
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つじかぜ
ふりがな文庫
“
旋風
(
つじかぜ
)” の例文
三度が三度同じ返答で、紹巴は「ウヘー」と
引退
(
ひきさが
)
った。なるほどこの公の歩くさきには
旋風
(
つじかぜ
)
が立っているばかりではなく、言葉の前にも旋風が立っていた。
魔法修行者
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
言いたい
傍題
(
ほうだい
)
な事を言って居る人々も、たった此一つの話題を持ちあぐね初めた頃、噂の中の大師
恵美朝臣
(
えみのあそん
)
の姪の
横佩家
(
よこはきけ
)
の
郎女
(
いらつめ
)
が、神隠しに
遭
(
お
)
うたと言う、人の口の端に、
旋風
(
つじかぜ
)
を起すような事件が
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
自分は飯綱の法を修行したが、遂に成就したと思ったのは、
何処
(
どこ
)
に身を置いて寝ても、寝たところの
屋
(
や
)
の上に夜半頃になればきっと
鴟
(
ふくろう
)
が来て鳴いたし、また路を行けば行く前には必ず
旋風
(
つじかぜ
)
が起った。
魔法修行者
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“旋風”の意味
《名詞》
旋 風(つむじ、つむじかぜ、つじかぜ、せんぷう)
直径50メートル以下の竜巻より小規模の渦巻き状の風。
(比喩)社会からの反響を呼ぶ出来事。その反響。
(出典:Wiktionary)
“旋風(
塵旋風
)”の解説
塵旋風(じんせんぷう)とは、地表付近の大気が渦巻状に立ち上る突風の一種である。一般的には旋風(せんぷう、つむじかぜ)や辻風(つじかぜ)と呼ばれ、英語ではダストデビル(Dust devil)と呼ばれる。竜巻と誤認されることがあるが、塵旋風と竜巻は根本的に異なる気象現象である。
(出典:Wikipedia)
旋
常用漢字
中学
部首:⽅
11画
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
“旋風”で始まる語句
旋風器
旋風布
旋風破
旋風吹馬馬蹈雲