“塵旋風”の読み方と例文
読み方割合
ちりせんぷう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小規模のいわゆる「塵旋風ちりせんぷう」は武蔵野むさしののような平野に多いらしいから、この事も全く無根ではないかもしれない。
化け物の進化 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
大火災だいかさいのときは、地震ぢしんとは無關係むかんけいに、旋風せんぷうおこちである。火先ひさきなかくぼ正面しようめんもつ前進ぜんしんするとき、そのまがかどには塵旋風ちりせんぷうづくべきものがおこる。また川筋かはすぢせつした廣場ひろば移動旋風いどうせんぷうによつておそはれやすい。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)