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火先
ふりがな文庫
“火先”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひさき
54.5%
ほさき
45.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひさき
(逆引き)
と、いってる声の下から、たちまち紅勘横丁へ
火先
(
ひさき
)
が吹き出して来た。これは浅草の大通りだ。師匠の宅から正に半町ほど先である。
幕末維新懐古談:13 浅草の大火のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
鸚鵡
(
おうむ
)
返しの声が終らぬ
中
(
うち
)
に、忠一の持った松明の
火先
(
ひさき
)
が左へ揺れると、一
間
(
けん
)
許
(
ばか
)
り下の大岩の
間
(
あいだ
)
に又もや
金色
(
こんじき
)
が閃いた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
火先(ひさき)の例文をもっと
(6作品)
見る
ほさき
(逆引き)
煙
(
けむり
)
は
靜
(
しづか
)
に、
燃
(
も
)
ゆる
火
(
ひ
)
の
火先
(
ほさき
)
も
宿
(
やど
)
さぬ。が、
南天
(
なんてん
)
の
實
(
み
)
の
溢
(
こぼ
)
れたやうに、ちら/\と
其
(
そ
)
の
底
(
そこ
)
に
映
(
うつ
)
るのは、
雲
(
くも
)
の
茜
(
あかね
)
が、
峰裏
(
みねうら
)
に
夕日
(
ゆふひ
)
の
影
(
かげ
)
を
投
(
な
)
げたのである。
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
火はほんの一刻の間に
舐
(
な
)
め廻す
火先
(
ほさき
)
と火先のつながりから、一さいに大きいひろがりから、塊に変って行った。
野に臥す者
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
火先(ほさき)の例文をもっと
(5作品)
見る
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
“火”で始まる語句
火
火鉢
火傷
火照
火箸
火影
火焔
火桶
火光
火酒
検索の候補
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