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ひさき
ふりがな文庫
“ひさき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
火先
42.9%
火尖
14.3%
灯先
14.3%
久喜
7.1%
久木
7.1%
樋嘴
7.1%
焔先
7.1%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
火先
(逆引き)
鸚鵡
(
おうむ
)
返しの声が終らぬ
中
(
うち
)
に、忠一の持った松明の
火先
(
ひさき
)
が左へ揺れると、一
間
(
けん
)
許
(
ばか
)
り下の大岩の
間
(
あいだ
)
に又もや
金色
(
こんじき
)
が閃いた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ひさき(火先)の例文をもっと
(6作品)
見る
火尖
(逆引き)
搦
(
から
)
み合って、空へ立つ、と
火尖
(
ひさき
)
が伸びる……こうなると
可恐
(
おそろ
)
しい、長い髪の毛の
真赤
(
まっか
)
なのを見るようですぜ。
菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ひさき(火尖)の例文をもっと
(2作品)
見る
灯先
(逆引き)
まだ
突立
(
つった
)
ったままで、誰も人の立たぬ店の
寂
(
さみ
)
しい
灯先
(
ひさき
)
に、
長煙草
(
ながぎせる
)
を、と横に取って細いぼろ切れを
引掛
(
ひっか
)
けて、のろのろと取ったり引いたり、
脂通
(
やにどお
)
しの
針線
(
はりがね
)
に黒く
畝
(
うね
)
って
搦
(
から
)
むのが、かかる折から
露肆
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ひさき(灯先)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
久喜
(逆引き)
深川での相手は山本の勘八と云う老妓であった。吉原では
久喜
(
ひさき
)
万字屋の
明石
(
あかし
)
と云うお職であった。
細木香以
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ひさき(久喜)の例文をもっと
(1作品)
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久木
(逆引き)
ぬばたまの
夜
(
よ
)
の
深
(
ふ
)
けぬれば
久木
(
ひさき
)
生
(
お
)
ふる
清
(
きよ
)
き
河原
(
かはら
)
に
千鳥
(
ちどり
)
しば
鳴
(
な
)
く 〔巻六・九二五〕 山部赤人
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
ひさき(久木)の例文をもっと
(1作品)
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樋嘴
(逆引き)
ここに見る
石鬼
(
いしおに
)
の
樋嘴
(
ひさき
)
は
石葺屋根
(
いしぶきやね
)
の水を吐き出して、
臺
(
うてな
)
に、窓に、
隅折上
(
すみをりあげ
)
に、鐘樓に、櫓に、軒に、足場に、この入り雜つた
深穴
(
ふかあな
)
へ落すのだ。
石工
(旧字旧仮名)
/
ルイ・ベルトラン
(著)
ひさき(樋嘴)の例文をもっと
(1作品)
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焔先
(逆引き)
竈の下を焚きながら、黙り続けて
焔先
(
ひさき
)
を視つめていた父親の捨吉は、だんだん瞼が熱くなって来た。そして大粒の涙が一つ、するするっと頬の上へ転がり出した。
黒い地帯
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
ひさき(焔先)の例文をもっと
(1作品)
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“ひさき”の意味
《名詞》
ひさき【火先】
燃える火の先端。ほさき。
火が燃え広がる先。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
ほさき
くき
あかりさき